かい‐らん【潰爛】
[名](スル)やぶれただれること。また、やぶりくずすこと。「徒に世を—して止むに至りては」〈田口・日本開化小史〉
けん‐らん【絢爛】
[形動][文][ナリ] 1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華—」 2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙(ごい)や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。「口を...
こうかく‐びらん【口角糜爛】
口角がただれて、ひびわれ・かさぶたができる状態。からすの灸(きゅう)。口角炎。
さん‐らん【燦爛】
[ト・タル][文][形動タリ]光り輝くさま。また、華やかで美しいさま。「—たる美華と光輝を発すると同時に」〈秋水・社会主義神髄〉
しつ‐らん【湿爛】
間擦疹(かんさつしん)の旧称。
しょう‐らん【焦爛/燋爛】
[名](スル)焼けただれること。
じゅく‐らん【熟爛】
[名](スル)くだものなどが形がくずれるほど熟しきること。転じて、物事が極度に成熟すること。爛熟。「文学が—する」
び‐らん【糜爛】
[名](スル) 1 ただれくずれること。「—した時代風潮」 2 皮膚や粘膜の上層の細胞がはがれ落ち、内層が露出している状態になること。ただれ。
ふ‐らん【腐乱/腐爛】
[名](スル)腐って、形がくずれること。「—した死体」
らん【爛】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]ただれる 1 ただれる。くさる。やわらかくなってくずれる。「爛熟/糜爛(びらん)・腐爛」 2 あふれんばかりに光り輝く。あざやか。「爛然・爛漫・爛爛/絢爛(けんらん...