さわ‐さわ【爽爽】
[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》 1 風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風が—(と)吹く」 2 気分がさっぱりしているさま。さわやかに。「御心地、—となりて」〈宇治...
さわ‐やか【爽やか】
[形動][文][ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわやか」とも》 1 気分が晴れ晴れとして快いさま。さっぱりとして気持ちがよいさま。「朝の—な空気」「—な人柄」《季 秋》「—に日のさしそむる山路かな/...
さわ‐や・ぐ【爽やぐ】
《歴史的仮名遣いは「さわやぐ」とも》 [動ガ四]さわやかになる。気分が晴れやかになる。「やうやう御心地—・がせ給ひて」〈狭衣・二〉 [動ガ下二]気分を晴れやかにする。「いましばし—・げて、わ...
さわ‐らか【爽らか】
[形動ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわらか」とも》 1 ごたごたしていないで、さらりとしたさま。さっぱり。「けざやかなる髪のかかりの、少し—なるほどに薄らぎにけるも」〈源・初音〉 2 話し方などが...
そう【爽】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(漢) [訓]さわやか 1 さわやか。「爽快/颯爽(さっそう)・清爽」 2 夜があけて明るい。「昧爽(まいそう)」
そう‐かい【爽快】
[名・形動]さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。「朝の—な気分」 [派生]そうかいさ[名]
そう‐き【爽気】
1 さわやかな空気。秋の涼気などにいう。 2 すがすがしい気分。
そう‐しゅう【爽秋】
空気がさわやかで気持ちのよい秋。「—の候」
そう‐まい【爽昧】
夜明け。昧爽。「—の気」
そう‐らい【爽籟】
秋風のさわやかなひびき。《季 秋》「—や空にみなぎる月あかり/草城」