カナダ‐たてじょうち【カナダ楯状地】
北アメリカ大陸北東部、ハドソン湾を中心とする楯状地。世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占める。花崗岩、および片麻岩や結晶片岩など、先カンブリア時代の始生代、原生代の岩石からなる。
せいなんにほん‐ないたい【西南日本内帯】
西南日本の、中央構造線より北側の部分。帯状構造は不明瞭で、古生界・中生界・花崗岩(かこうがん)・片麻岩などが分布。内帯。
せき‐えい【石英】
二酸化珪素(けいそ)からなる鉱物。ふつうガラス光沢をもつ六方晶系の柱状か錐状の結晶で、透明なものを水晶という。花崗岩(かこうがん)・片麻岩などの主成分の一。装飾品・光学材料・ガラス原料などに利用。
タヤタール‐こくりつこうえん【タヤタール国立公園】
《Nationalpark Thayatal》オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州にある国立公園。チェコとの国境をなすタヤ川沿いに位置し、チェコのポデイイー国立公園と隣接する。1997年...
チチバ‐こ【チチバ湖】
《Lake Tritriva》マダガスカル中央部の都市アンチラベ郊外にある湖。市街南西約15キロメートルに位置する。水蒸気爆発によって生じたマールに水を湛(たた)えた火口湖。水深約80メートル。...
ひだ‐へんせいがん【飛騨変成岩】
飛騨山地や隠岐(おき)に分布する変成岩。片麻岩・角閃岩(かくせんがん)などからなる。先カンブリア時代後期から中生代前期にかけて変成作用が繰り返されたと考えられている。
ひだ‐へんまがん【飛騨片麻岩】
飛騨帯を構成する飛騨変成岩の一種。広域変成作用を受けた片麻岩。
へんせい‐がん【変成岩】
堆積(たいせき)岩や火成岩が変成作用を受けてできた岩石。圧砕岩・片麻岩・ホルンフェルスなどがある。
ミグマタイト【migmatite】
変成岩と花崗岩(かこうがん)質マグマとが混じり合ってできた片麻岩状の岩石。変成岩の一部が溶融してできたものもある。混成岩。
モナザイト【monazite】
セリウム・ランタン・イットリウム・トリウムなどを含む燐酸塩(りんさんえん)鉱物。柱状結晶または塊状。単斜晶系。色は黄褐・赤褐色などで半透明。花崗岩(かこうがん)・片麻岩(へんまがん)や砂鉱床から...