かせき‐しょくぶつ【化石植物】
化石生物のうち、フウインボクやリンボクなど植物に分類されるもの。
かせき‐せいぶつ【化石生物】
地質時代に生存し、化石として発見される生物。恐竜やアンモナイトなどの化石動物と、リンボクなどの化石植物がある。→化石人類
かせき‐どうぶつ【化石動物】
化石生物のうち、マンモスやアンモナイト、三葉虫など、動物に分類されるもの。
かそうじんぶつ【仮装人物】
徳田秋声の小説。昭和10〜13年(1935〜1938)発表。愛人の奔放な男性関係と、そのあとを追う主人公の痴愚を虚実の間に描く。
かた‐おりもの【固織物】
固織りにした横糸が1色の紋織物。糸のうちに練ったり、染めたりした綾。⇔浮き織物。
かたきうち‐もの【敵討ち物】
「仇(あだ)討ち物」に同じ。
かたぎ‐もの【気質物】
江戸時代、浮世草子のうち、登場人物の性格や気質を階層や職業などに特有の類型によって描いた作品類の称。江島其磧(えじまきせき)の「世間子息気質(せけんむすこかたぎ)」「世間手代気質」など。
かたづけ‐もの【片付け物】
かたづけをすること。また、かたづけなければならないもの。「まだ台所の—が済まない」
かた‐ぶつ【堅物】
きまじめで、融通の利かない人。かたじん。かたぞう。
かた‐もの【型物】
1 型で作った陶器。 2 交趾焼(コーチやき)や古染付(こそめつけ)の香合(こうごう)のように、茶道具で一つの様式をなすもの。 3 演出や演技などが固定化している歌舞伎狂言。