ろう‐こ【狼虎】
オオカミとトラ。残忍なもの、欲深いもののたとえ。
ろうし‐やしん【狼子野心】
《「春秋左伝」宣公四年から。狼(おおかみ)の子は飼われていても、生来の野性のために飼い主になかなかなれない意から》人になれ従わず、ともすれば危害を加えようとする心。
ろう‐じゃく【狼藉】
1 「狼藉日」の略。 2 ⇒ろうぜき(狼藉)
ろうじゃく‐にち【狼藉日】
暦注の一。万事に凶であるという悪日。
ろう‐すい【狼燧】
のろし。狼煙。狼火。
ろう‐ぜき【狼藉】
《「史記」滑稽伝による。狼(おおかみ)は寝るとき下草を藉(ふ)み荒らすところから》 [名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「—を働く」「乱暴—」
[ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に...
ろうぜき‐もの【狼藉者】
乱暴を働く者。狼藉人。
ろう‐そう【狼瘡】
1 結核菌が血行により運ばれ、全身の皮膚、特に顔面の組織が破壊されて結節・潰瘍(かいよう)・瘢痕(はんこん)などができる病気。尋常性狼瘡。 2 「紅斑性(こうはんせい)狼瘡」の略。→エリテマトーデス
ろう‐ばい【狼狽】
[名](スル)《「狼」も「狽」もオオカミの一種。「狼」は前足が長くて後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」は常にともに行き、離れると倒れるのであわてるというところから》不意の出来事などにあ...
ろうばい‐うり【狼狽売り】
相場が急に下がったのに驚いて、慌てて持ち株を売ること。