ぼんてん‐のう【梵天王】
色界の初禅天の王。梵天の支配者。梵天。
ま‐おう【魔王】
1 仏道修行や善事を行おうとする気持ちを妨げる天魔の王。欲界の第六天の王。 2 人に災いを与えたり、悪の道に陥れたりする魔物。 [補説]作品名別項。→魔王
まおう【魔王】
《原題、(ドイツ)Erlkönig》ゲーテの詩にシューベルトが作曲した歌曲。1815年作。嵐の中、父が子を抱いて家路を急ぐが、魔王に子の魂を奪いとられてしまう。 《原題、(フランス)Le R...
み‐こ【御子/皇子/皇女/親王】
1 (御子)神の子。特に、イエス=キリストをさす。 2 天皇の子。皇子・皇女。皇女は「ひめみこ」とも。「玉のをのこ—さへうまれ給ひぬ」〈源・桐壺〉 3 天皇の子で、親王宣下を受けた者。しんのう。...
みどりのほうおう【緑の法王】
《原題、(スペイン)El papa verde》アストゥリアスの小説。1954年刊。米国企業ユナイテッドフルーツ社をモデルにした三部作の第二作目。グアテマラ地元民を搾取するバナナ事業主の一代記。
みょう‐おう【明王】
1 大日如来の命を奉じ、怒りの相を表し、悪魔を降伏(ごうぶく)して仏法を守護する諸尊。五大明王など。特に、不動明王をさす。 2 智慧の王、すなわち真言(しんごん)のこと。
みょうしょうごん‐おう【妙荘厳王】
菩薩(ぼさつ)の名。王であった時はバラモンの教えを信じていたが、夫人や二子の諫めによって法華経を聞き、仏法に帰依した。
むかん‐の‐ていおう【無冠の帝王】
1 特別な地位や肩書きをもっていないが、実質的な実力を備えている人。 2 スポーツなどのある分野で、第一人者の実力を有しながら、大きなタイトルを獲得できないでいる人。 3 《権力に屈しないという...
むほん‐しんのう【無品親王】
品位(ほんい)をもたない親王。→品(ほん)2
めい‐おう【名王】
すぐれた王。名高い君主。