がん‐ぷく【眼福】
珍しいもの、美しいものなどを見ることのできた幸せ。目の保養。「—にあずかる」
き【奇】
[名・形動]珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「事実は小説より—なり」
き【奇】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]あやしい くし くすし あやに 1 普通とは違っている。珍しい。「奇異・奇行・奇習・奇人・奇抜・奇妙/好奇・新奇・珍奇」 2 普通の知識では割り切れない。不思...
き‐か【奇貨】
1 珍しい品物。 2 利用すれば思わぬ利益を得られそうな事柄・機会。「道士らが王室の李姓であるのを—として、老子を先祖だと言いなし」〈鴎外・魚玄機〉
奇貨(きか)居(お)くべし
《秦の商人呂不韋(りょふい)が趙に人質になっていた秦の王子子楚(しそ)を助けて、あとでうまく利用しようとしたという「史記」呂不韋伝の故事から》珍しい品物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材...
き‐かん【奇観】
珍しい眺め。ほかでは見られないような風景。「—を呈する」
き‐がん【奇岩/奇巌】
珍しい形をした大きな岩。「—怪石」
き‐き【奇奇】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に珍しいさま。また、非常に不思議なさま。
き‐ぎ【奇技】
珍しい技芸。また、それによって作った珍しい物。「万国の方物或は近世の—を陳列し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
き・く【聞く/聴く】
[動カ五(四)] 1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。「物音を—・く」「見るもの—・くものすべてが珍しい」「鳥の声も—・かれない」 2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。「名曲を—・く」...