しゅ【珠】
[常用漢字] [音]シュ(呉)(漢) [訓]たま 1 貝の中にできる丸い玉。「珠玉/真珠(しんじゅ)」 2 真珠に似た丸い粒。「珠算/念珠(ねんじゅ)・連珠(れんじゅ)」 [名のり]み [難読]...
しゅかい【珠海】
中国広東省南部の市。経済特別区の一。珠江河口部に位置し、マカオに隣接する。チューハイ。ジュハイ。
しゅ‐が【珠芽】
零余子(むかご)のこと。たまめ。
しゅ‐ぎょく【珠玉】
1 海から産する玉と、山から産する玉。真珠と宝石。たま。「金銀—を飾る」 2 美しいもの、りっぱなもののたとえ。特に、詩文などのすぐれたものを賞していう。「—の短編」
珠玉(しゅぎょく)の瓦礫(がれき)に在(あ)るが如(ごと)し
《「晋書」王衍伝から》珠玉が瓦(かわら)や小石の中にまじっているように、りっぱな人物がつまらない人々の中にまじっていることのたとえ。
しゅ‐こう【珠孔】
種子植物の胚珠(はいしゅ)の先端にある小さい穴。受精のとき、 花粉管がここを通って胚嚢(はいのう)に達する。
しゅ‐こう【珠江】
中国南部の大河。雲貴高原を東流する、長さ1957キロの西江を主流とし、北江・東江とともに広州付近で大きなデルタを形成し、南シナ海に注ぐ。粤(えつ)江。チュー‐チアン。
しゅこう‐デルタ【珠江デルタ】
中国南部を流れる珠江の河口に広がるデルタ地帯。広州・香港・深圳・マカオ・珠海などが含まれる。電子部品産業の世界的な集積地として知られる。
しゅ‐ざん【珠算】
そろばんで行う計算。たまざん。
しゅ‐しん【珠心】
種子植物の胚珠(はいしゅ)の中心にある組織。珠皮に包まれ、内部に胚嚢(はいのう)ができる。