じょうしょうとかこう【上昇と下降】
エッシャーの版画。リトグラフ。縦36センチ、横29センチ。「ペンローズの階段」とよばれる、現実にはあり得ない図形を元にした作品。無限に上昇または下降するように見える階段の上を修道士が歩く様子が描...
すうり‐モデル【数理モデル】
現実の対象を簡略化し、物理法則にしたがって諸量の関係を数学的に表したもの。とくに時間変化する現象を微分方程式などで記述することを指す。近年はコンピューターの性能の著しい向上にともない、より複雑な...
スティーム‐きょういく【STEAM教育】
科学・技術・工学・数学に重点を置くSTEM教育に、芸術を加えた統合的な教育。現実の社会問題を解決する力や創造性豊かな発想を養うことを目的とする。 [補説]STEAMは科学(science)、技術...
スマート‐グラス【smart glass】
眼鏡型のウエアラブル端末の総称。拡張現実(AR)技術により、現実の風景に文字や映像を重ね合わせて表示するものや、網膜に直接映像を映す網膜走査ディスプレーを用いるものなどがある。電脳眼鏡。ウエアラ...
スマート‐ヘルメット【smart helmet】
通信機能やヘッドアップディスプレーを搭載したヘルメット。AR(拡張現実)を利用して、オートバイの走行中にナビゲーションを行うもの、建設現場などで情報や危険箇所の表示を行うものなどがある。
せいかつ‐つづりかた【生活綴り方】
生活の中で感じたことや考えたことをありのままに表現させる作文。この作文を通して、児童の社会的現実への認識を高め、ひいては教育全体の改革を意図したもの。これを主張した民間教育運動は昭和4年(192...
せいかつ‐は【生活派】
芸術上の一派。現実の生活を重視し、実生活の体験に基づいた創作を行うもの。特に、明治末期から大正時代にかけての近代短歌の一派をいう。石川啄木(いしかわたくぼく)・土岐善麿(ときぜんまろ)・前田夕暮ら。
せいき‐びょう【世紀病】
一つの時代・社会の爛熟(らんじゅく)期から衰退期にあって、懐疑的な思潮のもとに生まれる反現実的・退廃的な心的状態。フランスを中心とするヨーロッパでは、18世紀末の初期ロマン主義、19世紀末のデカ...
せいじ‐てき【政治的】
[形動] 1 政治に関するさま。「—な問題」 2 理屈の上だけでなく、現実に即して判断するさま。「—な解決」 3 駆け引きが巧みになされるさま。「—な手腕がある」
せかい‐せん【世界線】
1 四次元の時空の座標で表現される、質点の運動の軌跡。等速運動では直線、それ以外では曲線となる。 2 現実の経過とは異なる、ものごとの架空の流れ。小説や映画などの創作物で、本来のストーリーとは異...