ぞく‐じん【俗人】
1 世俗の名利などにとらわれている人。風流を解さない教養の低い人。「—には理解できない趣味」 2 僧に対して、世間一般の人。世俗の人。
ぞっ‐かく【俗客】
風流・風雅を理解できない人。また、僧に対して、在家の人。俗人。ぞっきゃく。「世間—の無礼なる何ぞ斯の如くなるや」〈織田訳・花柳春話〉
ぞん‐ち【存知】
《「ぞんじ」とも》 1 よく知っていること。理解していること。「今は礼儀を—してこそふるまふべきに」〈平家・一〉 2 覚悟していること。「後日の訴訟を—して」〈平家・一〉
大声(たいせい)里耳(りじ)に入(い)らず
《「荘子」天地から》すぐれた音楽は俗人の耳には受け入れられない。高尚な議論は俗人に理解されにくいということ。
たい‐とく【体得】
[名](スル)体験を通して知ること。理解して自分のものにすること。「技を—する」
たいへいようもんだい‐ちょうさかい【太平洋問題調査会】
《Institute of Pacific Relations》太平洋周辺諸国の相互理解を深めるために、種々の調査研究を行った民間の国際的協力機関。1925年に設立。日本も参加したが、実質的活動...
たい‐よう【対揚】
[名・形動](スル) 1 君命にこたえて、その主旨を広く世の中に示しあらわすこと。「朝旨に—し開化富強の基本を建んとす」〈新聞雑誌四五〉 2 つりあっていること。また、そのものや、そういうさま。...
たつ‐い【達意】
自分の考えが十分に相手に理解されるように表現すること。「—の文章」
タラノア‐たいわ【タラノア対話】
《Taranoa dialogue》「世界全体の平均気温の上昇を産業革命前に比べて2℃よりも十分低く保つ」というパリ協定の二度目標の達成に向けた意欲を高めるために、各国政府および企業・自治体・研...
だい‐ご【大悟】
[名](スル)《「たいご」とも》 1 はっきりと理解すること。「最初は一寸解らなかったが…豁然(かつぜん)—した」〈木下尚江・良人の自白〉 2 仏語。迷妄を脱して真理を悟ること。