か【瑕】
[音]カ(漢) [訓]きず 玉のきず。欠点。「瑕瑾(かきん)・瑕疵(かし)/微瑕」
か‐きん【瑕瑾/瑕釁】
1 きず。特に、全体としてすぐれている中にあって惜しむべき小さな傷。また、短所。欠点。「わずかな—もない」 2 恥。辱め。名折れ。「仕損じては一門の—になるべく候ふ間」〈義経記・六〉 [補説]「...
か‐し【瑕疵】
1 きず。欠点。また、過失。 2 法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。
かしたんぽ‐じょうこう【瑕疵担保条項】
破綻した旧長銀と旧日債銀が一時国有化の後、売却された際に、買い手との契約に盛り込まれた条項。両行がもつ特定の債務者への貸出債権の価値が、3年(または3年1か月)以内に2割以上下がった場合に、当初...
かしたんぽ‐せきにん【瑕疵担保責任】
売買などの有償契約で、その目的物に通常の注意では発見できない欠陥がある場合に、売り主などが負うべき賠償責任。→製造物責任
きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠けたりした部分。「レンズに—がつく」 3 人の行為・性質・容貌(ようぼう)などや物...
瑕(きず)無(な)き玉(たま)
完全無欠なもののたとえ。
瑕(きず)に玉(たま)
欠点の多い中に少しだけ美点があること。「玉に瑕(きず)」を逆に言ったもの。