けい【瓊】
[音]ケイ(漢) [訓]たま に 1 たま。「瓊玉」 2 玉のように美しい。「瓊筵(けいえん)・瓊姿」 [難読]瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
けい‐えん【瓊筵】
《玉で飾ったむしろの意》宴席の美称。「花鳥遊楽の—」〈謡・松虫〉
けい‐ぎょく【瓊玉】
《「瓊」は赤色の玉》美しい玉。
けい‐し【瓊姿】
玉のように美しい姿。
けい‐し【瓊枝】
1 玉で飾った美しい枝。また、玉がなるという珍しい木。 2 皇族の子孫のたとえ。
けいし‐せんだん【瓊枝栴檀】
《「秇林伐山」五から》徳の備わった人。また、すぐれた詩文のたとえ。
けい‐だい【瓊台】
りっぱな御殿。玉のうてな。
ところ‐てん【心太/瓊脂】
海藻のテングサを煮て寒天質をこし、型に流し込んで冷やし固めた食品。ところてん突きで突き出してひも状にし、酢醤油・二杯酢などをかけて食べる。夏の味覚とされる。《季 夏》
ところてん‐ぐさ【心太草】
テングサの別名。
ところてん‐しき【心太式】
ところてん突きで突き出されるように押されて自然に先へ進むこと。また、そういう方式。「—に大学に進む」