いき‐あが・る【生(き)上がる】
[動ラ五(四)]息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸・花間鶯〉
いき‐い・ず【生き出づ】
[動ダ下二] 1 生き返る。息を吹き返す。「七日ありて—・でたる例を」〈栄花・本の雫〉 2 正気に返る。元気を回復する。「少し—・でて、太政大臣(おほきおとど)の御しりにつきぬ」〈宇津保・国譲下〉
息(いき)を吹(ふ)き返(かえ)・す
1 生き返る。 2 だめになりそうだったものが立ち直る。「再開発で町が—・す」
かい‐せい【回生】
[名](スル)生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。「起死—の妙薬」
こう‐せい【更生】
[名](スル) 1 生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。「荒れ果てた休耕田を—させる」 2 精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。「自力で—する...
さい‐せい【再生】
[名](スル) 1 衰え、または死にかかっていたものが生き返ること。蘇生(そせい)。「汚染していた川がやっと—した」 2 心を改めて正しい生活に入ること。更生。「—の道を歩む」「—の恩人」 3 ...
しに‐かえ・る【死に返る】
[動ラ四] 1 死んで再び生き返る。「恋するに死するものにあらませばあが身は千度(ちたび)—・らまし」〈万・二三九〇〉 2 疲れきって、死にそうになる。「打出の浜に—・りて到りたれば」〈かげろふ...
そ・す【蘇す/甦す】
[動サ変]生き返る。よみがえる。「身体の死するは霊魂の去るなり、其—・するは霊魂の返るなり」〈田口・日本開化小史〉
そ‐せい【蘇生/甦生】
[名](スル) 1 息をふきかえすこと。生き返ること。よみがえること。「心臓マッサージで—する」 2 生き返ったように元気になること。「傾きかけた事業を—させる」
ふっ‐かつ【復活】
[名](スル) 1 死んだものが生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。 2 いったん廃止したものなどを再びもとの状態に戻すこと。また、消失したものが、再びもとの状態に戻ること。「旧制度が...