しゅっ‐しん【出身】
1 その土地・身分などの生まれであること。その学校・団体などから出ていること。「九州の—」「民間—の閣僚」「—校」 2 官に挙げ用いられること。出世すること。「名利を志し—を宗として」〈沙石集・一〇〉
しゅっしん‐ち【出身地】
その人が生まれた土地。また、育った土地。「有名な俳優の—」
しゅっ‐せ【出世】
[名](スル) 1 社会的に高い身分・地位を得ること。「—して親を喜ばす」「立身—」 2 この世に生まれ出ること。「先づ老子—し、次孔子出」〈雑談集・九〉 3 仏語。 ㋐仏が衆生(しゅじょう)を...
しゅっせい‐じ【出生児】
生まれた子。出生子。しゅっしょうじ。
しゅっせ‐の‐ほんがい【出世の本懐】
釈迦がこの世に生まれ出た真の目的。衆生(しゅじょう)を救済し悟りに導くこととされる。
しゅつ【出】
1 その土地・家系などから出ること。生まれ。出身。「藤原氏の—」 2 そこから出ること。また、出るもの。 3 出来のよいこと。「稽古、安心をなさば、などか、—不出の其のゆゑを知らざらん」〈拾玉得花〉
しゅつ【出】
[音]シュツ(漢) スイ(呉)(漢) [訓]でる だす いず いだす [学習漢字]1年 〈シュツ〉 1 内から外へでる。だす。「出火・出荷・出願・出血・出港・出世・出入・出発・出版・出力/案出...
しゅつ‐じ【出自】
1 人の、生まれ。事物の出どころなどにもいう。「蕪村の—を尋ねる」 2 文化人類学で、個人が出生と同時に組み込まれる、特定の祖先を共通にする集団を決定する原理。
しゅつじをしる‐けんり【出自を知る権利】
非配偶者間人工授精による生殖補助医療によって生まれた子が、のちに遺伝上の親や代理母が誰であるかという、自らの出自について知る権利。海外ではこの権利を認める国が増えており、日本においても法制度化に...
しゅつ‐らん【出藍】
《「荀子」勧学の「青はこれを藍(あい)より取りて藍より青し」から》そこから生まれたものが、そのもとのものよりもすぐれていること。弟子が師にまさることにいう。