しょう‐こつ【性骨】
もって生まれた資質。特に、技芸・運動の素質。また、個性。「口伝の上に—を加へて心を入るること」〈徒然・二一九〉
しょう‐こと【しょう事】
《「為(せ)む事」から転じた「為う事」の音変化》なすべき方法。しかた。多く「しょうことが(も)ない」の形で用いる。「おれの子に生まれたのは運じゃ。—がない」〈鴎外・阿部一族〉
しょう‐ごく【生国】
《古くは「しょうこく」》生まれた国。生まれた故郷。
しょう‐さん【生産】
《「しょうざん」とも》 1 子を生むこと。また、子が生まれること。出産。「—より成人に至るまで終に物言ふ事なし」〈盛衰記・二四〉 2 暮らしのために働くこと。「明くれば公事に逼(せめ)られ暮るれ...
しょう‐し【少子】
1 生まれる子供の数が少ないこと。「—化」 2 いちばん年の若い子。末子。
しょう‐しゅ【性種】
仏語。人間の生まれながらの本性。衆生(しゅじょう)の本性。
しょう‐しゅつ【妾出】
めかけの子として生まれること。また、その人。妾腹。庶出。
しょう‐じ【生死】
《「しょうし」とも》 1 生きることと死ぬこと。生と死。「—を共にする」 2 仏語。衆生(しゅじょう)が生まれては死に、死んでは生まれる苦しみ・迷いの世界。輪廻(りんね)。 3 死ぬこと。死。「...
しょうじ‐さだお【東海林さだお】
[1937〜 ]漫画家。東京の生まれ。本名、庄司禎雄(さだお)。サラリーマンの生活を描いたユーモアあふれる漫画で多くの読者を得る。軽妙な語り口でつづった食に関するエッセーも人気が高い。代表作「シ...
しょう‐じょ【生所】
《「しょうしょ」とも》 1 仏語。人が来世を送る場所。 2 生まれた場所。生地。〈日葡〉