しょう‐が【生薑/生姜/薑】
1 ショウガ科の多年草。地下茎は辛味と香気とがあり、食用・香辛料にする。茎は高さ30〜60センチで笹のような葉を左右2列に出す。暖地では夏から秋にかけて花茎を伸ばし、紫色の地に黄色の斑点のある花...
しょうが‐いち【生薑市】
東京都港区にある芝大神宮で、毎年9月11日から21日までの祭礼に開かれる生薑を売る市。目腐れ市。《季 秋》
しょうが‐ざけ【生薑酒】
ショウガをすりおろして熱くした酒にまぜたもの。防寒または風邪薬に用いる。しょうがしゅ。《季 冬》「月旦を草する灯下—/蝶衣」
しょうが‐ず【生薑酢】
二杯酢または三杯酢にショウガの汁を加えたもの。
しょうが‐づけ【生薑漬(け)】
ショウガの根茎を薄切りにして砂糖、あるいは甘酢や味噌に漬けたもの。
しょうが‐とう【生薑糖】
ショウガの汁を入れて板状に固めた砂糖菓子。
しょうが‐みそ【生薑味噌】
ショウガをすりおろして練り味噌とまぜたもの。寒気を防ぎ、からだを暖める。《季 冬》
しょうが‐ゆ【生薑湯】
ショウガをすりおろして砂糖をまぜ、熱湯を注いだ飲み物。発汗剤として用いる。《季 冬》「—や生きて五十の咽喉(のど)仏/友二」
しょう‐きょう【生薑/生姜】
ショウガの根茎。漢方で健胃・鎮嘔(ちんおう)・発汗剤などに用いる。