あかし‐の‐ちゅうぐう【明石の中宮】
源氏物語の登場人物。光源氏と明石の上との娘。今上帝の中宮となり、匂宮(におうみや)らを産む。明石の姫君。明石の女御(にょうご)。
アデリー‐ペンギン【Adelie penguin】
ペンギン科の鳥。中形で全長76センチくらい。夏、小石を集めて巣を作り、2個の卵を産む。南極圏に分布。
あぶら‐むし【油虫】
1 (「蚜虫」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎...
あま‐ひめぎみ【尼姫君】
浜松中納言物語の登場人物。左大将の長女で、中納言と結婚し、女児を産む。のち、夫が唐へ渡っているうちに出家して尼となる。
あめ‐ふらし【雨虎/雨降】
腹足綱アメフラシ科の軟体動物。潮間帯にみられ、体長約40センチ。ナメクジに似て軟らかく、体内に薄い貝殻をもつ。体色は黒褐色で白斑がある。刺激すると紫色の汁を出す。春先、「海ぞうめん」とよばれるひ...
あん‐ざん【安産】
[名](スル)あまり苦痛や危険もなく子を産むこと。軽いお産。⇔難産(なんざん)。
うま◦う【生まふ/産まふ】
[連語]《動詞「う(産)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》産みふやす。どんどん産む。「寺々の女餓鬼(めがき)申さく大神(おほみわ)の男餓鬼(をがき)たばりてその子—◦はむ」〈万・三八四〇〉
うみ‐おと・す【生み落(と)す/産み落(と)す】
[動サ五(四)]子や卵を産む。「玉のような子を—・す」
うみ‐たなご【海鱮】
スズキ目ウミタナゴ科の海水魚。沿岸の藻の多い所にすむ。全長約25センチ。体は卵形で著しく側扁する。体色は鉄青色または銅赤色。卵胎生で、稚魚を10〜30匹産む。美味。たなご。
うみ‐だ・す【生み出す/産み出す】
[動サ五(四)] 1 子や卵を母胎から外に出す。産む。「母馬が子を—・そうとして息む」 2 新しいもの、今までなかったものを作り出す。また、新しいことを考え出す。「新商品を—・す」「余暇を—・す...