わさび‐だいこん【山葵大根】
アブラナ科の多年草。根茎は太くて白く、ワサビに似た辛味とダイコンに似た香りがある。春に高さ約50センチの花茎を伸ばし、白い4弁花をつける。ヨーロッパの原産で、根茎をすりおろしてローストビーフなど...
わさび‐の‐き【山葵の木】
ワサビノキ科の落葉小高木。全体に辛味がある。樹皮は灰色をし、材は軟らかい。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。花は白く蝶形で香りがあり、円錐状につく。実は細長く、枝からぶら下がる。若葉や根を香辛料に...
わ‐さん【和産/倭産】
日本で産出すること。また、その物。「是まで—になき産物を」〈風来六部集・放屁論後編〉
わ‐さんぼん【和三盆】
日本産の粒子の細かい淡黄色の上等な砂糖。江戸時代からもっぱら高級和菓子に用いられ、香川・徳島の特産。中国から輸入したものを唐三盆とよんだのに対していう。
わざっ‐と【態っと】
[副]《「わざと」の音変化》 1 「わざと1」に同じ。「—年の違ったのを貰ったもんだから」〈鏡花・化銀杏〉 2 「わざと5」に同じ。「これは余り少ないが、—お近付になったしるしの土産だよ」〈人・...
わ‐し【和紙】
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ...
わ‐しょく【和食】
日本風の食事。新鮮な魚介や野菜を用い、材料の持ち味を生かして調理すること、器の種類や盛り付けにも趣向を凝らすこと、季節感を重んじ、年中行事とも深い関わりをもつことなどが特徴。日本料理。⇔洋食。 ...
わじま【輪島】
石川県、能登半島北部の市。日本海にある舳倉島(へぐらじま)・七ツ島を含む。奥能登地方の中心で、西廻り航路の寄港地として発展。海運・漁業の要地。輪島塗の産地。平成18年(2006)2月、門前町と合...
わじま‐ぬり【輪島塗】
輪島市から産する漆器。江戸中期以後発達。特有の地の粉(こ)を用いた堅牢(けんろう)なもので、沈金(ちんきん)・蒔絵(まきえ)、特に沈金を特色とする。
ワスカラン‐こくりつこうえん【ワスカラン国立公園】
《Parque Nacional Huascarán》ペルー中部、アンデス山脈にある国立公園。1975年制定。同国最高峰のワスカラン山とブランカ山群をはじめ、多数の山岳氷河や氷河湖がある。ジャガ...