たむら‐じんじゃ【田村神社】
香川県高松市にある神社。祭神は田村大神で、猿田彦命(さるたひこのみこと)など五神のことという。讃岐(さぬき)国一の宮。定水(さだみず)明神。
たむら‐そう【田村草】
キク科の多年草。山地の草原に生え、高さ1〜1.5メートル。夏から秋、アザミに似た紅紫色の花をつける。葉は羽状に深く裂け、とげはない。たまぼうき。《季 秋》
たむら‐たいじろう【田村泰次郎】
[1911〜1983]小説家。三重の生まれ。第二次大戦後、「肉体の悪魔」「肉体の門」を発表、肉体文学の作家として脚光を浴びた。
たむら‐としこ【田村俊子】
[1884〜1945]小説家。東京の生まれ。本名、佐藤とし。幸田露伴に師事し、同門の小説家田村松魚と結婚。男女の相克の世界を官能的に描いた。作「あきらめ」「木乃伊(ミイラ)の口紅」など。
たむら‐りゅういち【田村隆一】
[1923〜1998]詩人。東京の生まれ。第二次大戦後、鮎川信夫らと「荒地」を創刊。戦後詩の旗手として活躍。「言葉のない世界」で高村光太郎賞、「詩集1946〜1976」で無限賞、「奴隷の歓び」で...
た‐もり【田守】
秋の田の番をすること。また、その人。《季 秋》「稲塚の戸塚につづく—かな/其角」
た‐や【田屋】
田の番をするために建てた小屋。また、耕作期間だけ住むために建てた田の小屋。
た‐やく【田役】
社寺の修繕などの費用に充てるために田地に課した税。
たやす【田安】
姓氏の一。
徳川御三卿の一。8代将軍徳川吉宗の次男宗武が江戸城田安門内に屋敷を与えられたのに始まる。 [補説]「田安」姓の人物田安宗武(たやすむねたけ)
たやす‐むねたけ【田安宗武】
[1715〜1771]江戸中期の国学者・歌人。徳川吉宗の子。田安家を興す。荷田在満(かだのありまろ)・賀茂真淵(かものまぶち)を召し抱えて国学を学ぶ。万葉調の歌人としても有名。著「歌体約言」「...