こう‐ら【甲羅】
1 《「ら」は接尾語》カメ・カニなどの背中の部分を覆う硬い殻。甲。 2 人の背中。 3 《「功」「劫」にかけて》年の功。長い経験。
甲羅(こうら)が生(は)・える
長年の経験から要領よくなったり、ずるくなったりする。「—・えた古参社員」
こうら‐ぼし【甲羅干し】
腹ばいになって背中を日光に当てること。日光浴。
こうら‐むし【甲羅蒸(し)】
カニの甲羅に、ほぐしたカニの身や野菜・卵黄などを調味して詰め、蒸したもの。《季 冬》
甲羅(こうら)を◦経(へ)る
年功を積む。熟練する。また、世間ずれしてずうずうしくなる。劫﨟(こうろう)を経る。
甲羅(こうら)を干(ほ)・す
甲羅干しをする。