うね【畝/畦】
1 作物を植えつけたり種をまいたりするため、畑の土を幾筋も平行に盛り上げた所。 2 高い所と低い所が1のように平行して連なった物や形。波や地形・織物などにいう。「—のある生地」
けん‐ぽ【畎畝】
1 田のあぜと畑のうね。 2 田園。いなか。「—の間より登庸し来りて」〈鴎外訳・即興詩人〉
すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
[1900〜1986]外交官。岐阜の生まれ。昭和14年(1939)リトアニア領事代理となる。第二次大戦中、外務省の命令に反し、ナチス‐ドイツから逃れてきた約6000人のユダヤ系難民に日本通過のビ...
せ【畝】
尺貫法の土地の面積の単位。1反(たん)の10分の1。30歩(ぶ)。1畝は99.174平方メートル。約1アール。
たか‐うね【高畝】
地平面から15センチくらい高く盛りあげた畝。排水・通気がよいので、水分の多い土地や乾燥を好む作物栽培時に用いる。
でん‐ぽ【田畝/田圃】
《「でんぼ」とも》たはた。
ひら‐うね【平畝】
畑作で、小高い畝を作らず、平らなままにしたもの。
ほ【畝】
中国の田地面積の単位。周代に6尺四方を1歩(ぶ)、100歩を1畝とし、秦以後は240歩を1畝とした。日本の畝(せ)とは別。
ほ【畝】
[常用漢字] [音]ホ(慣) [訓]せ うね 〈ホ〉畑のうね。「畎畝(けんぽ)・田畝(でんぽ)」 〈せ〉田畑の面積の単位。一反の10分の1。「畝歩(せぶ)」 〈うね〉「畝織/平畝」
ろう‐ほ【壟畝/隴畝】
1 うねとあぜ。田畑。 2 田舎。また、民間。