りゃく‐じ【略字】
字画の複雑な漢字について、その点画の一部を省いて簡略にしたもの。「醫」を「医」、「學」を「学」などと書く類。略体。
りゃく‐じゅ【略綬】
勲章や褒章(ほうしょう)の代わりに用いる略式の綬。勲章の綬と同色で作られている。男子は左襟の孔(あな)に、女子は左胸に付け、勲章と併佩(へいはい)しない。円形略綬(一般服用)、布製略綬(軍服用)...
りゃく‐じゅつ【略述】
[名](スル)あらましだけを簡略に述べること。また、その述べたもの。略叙。「事件の経過を—する」
りゃく‐じょ【略叙】
[名](スル)「略述」に同じ。
りゃく・す【略す】
[動サ五]「りゃく(略)する」(サ変)の五段化。「同文なので以下を—・す」 [動サ変]「りゃくする」の文語形。
りゃく・する【略する】
[動サ変][文]りゃく・す[サ変] 1 全体のうち一部分をはぶく。また、一部をはぶいて簡単にする。省略する。「いちいちの説明は—・する」「敬称を—・する」 2 かすめとる。うばう。攻略する。「財...
りゃく‐ず【略図】
要所だけを簡単にかいた図。
りゃく‐せつ【略説】
[名](スル)要点を簡単に説くこと。また、そのもの。「現代文学の諸傾向を—する」
りゃく‐そう【略装】
略式の服装。正式でない服装。
りゃく‐たい【略体】
1 本来の形を簡略にしたもの。「—の礼式」 2 略した字体。略字。