ひふりゃく【秘府略】
平安初期の類書。1000巻。864・868巻の2巻のみ現存。淳和天皇の勅により、天長8年(831)滋野貞主(しげののさだぬし)が撰。引用書は約1500種に及ぶ、日本最古の百科事典。
ひょう‐りゃく【剽掠/剽略】
おどかしてかすめとること。「深夜外館を襲い火を放て—を極め」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ふ‐しんりゃく【不侵略】
侵略しないこと。
フルライン‐せんりゃく【フルライン戦略】
製造業の生産ラインを特定の品目に限定せず、同時に多種の製品に適用できるようにすること。
ぶ‐りゃく【武略】
戦(いくさ)のかけひき。軍事上の計略。
ぶんめいろんのがいりゃく【文明論之概略】
福沢諭吉の著書。6巻。明治8年(1875)刊。西洋・日本の文明の特徴を論じ、日本のとるべき道を示した明治初期啓蒙思想の代表作。
ぶん‐りゃく【文略】
文章や語句を省略すること。
へい‐りゃく【兵略】
軍事上のはかりごと。戦略。
ほう‐りゃく【方略】
1 はかりごと。計略。また、手だて。 2 古代の官吏登用試験の科目。律令制では秀才科の試験科目とされ、平安時代以後は、紀伝道の最終試験。
ほくさぶんりゃく【北槎聞略】
江戸後期の漂流記録書。11巻、付録1巻。桂川甫周編。寛政6年(1794)成立。天明2年(1782)大黒屋光太夫らの乗った船が遭難し、アリューシャン列島アムチトカ島に漂着してロシア人に救助され、1...