しんすいきゅうよ‐れい【薪水給与令】
天保13年(1842)に発布された江戸幕府の法令。モリソン号事件や、アヘン戦争の清国敗戦により、それまでの異国船打払令を緩和して、来航した外国船に薪水・食料を与えて退去させることにしたもの。
じゃしゅうもん【邪宗門】
北原白秋の第1詩集。明治42年(1909)刊。官能的で異国情緒にあふれた象徴詩を収める。 芥川竜之介の未完の小説。大正7年(1918)発表。「地獄変」の後日談。 高橋和巳の長編小説。新興宗...
ジャパネスク【Japanesque】
日本風。外国人の目に異国情趣が強く感じられる純日本的な雰囲気。
ジュディッタ【Giuditta】
レハールのオペレッタ。全5幕。1934年初演。外人部隊の大尉と港町の女性の恋を描いた、異国情緒豊かな作品。
じょう‐ちょ【情緒】
《「じょうしょ」の慣用読み》 1 事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気。「—豊かな作品」「異国の—があふれる」「下町—」 2 「情動」に同じ。「—不安定」
ジョージアン‐ようしき【ジョージアン様式】
英国ハノーバー朝の国王、ジョージ1世・2世・3世・4世の時代に行われた建築・工芸様式。約100年の間に、古典回帰や異国趣味などさまざまな様式がみられた。
そう‐じょう【掃攘】
[名](スル)はらいのけること。特に江戸末期、異国の侵略をはらいのけること。「今此時に—せずんば」〈条野有人・近世紀聞〉
そら【空/虚】
[名] 1 頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる」 2 晴雨などの、天空のようす。天候。空模様。「今にも降り出しそうな—」 3...
たえ‐は・てる【絶え果てる】
[動タ下一][文]たえは・つ[タ下二] 1 全く絶えてしまう。すっかりなくなってしまう。「人通りが—・てる」「望みが—・てる」 2 息が絶えてしまう。死んでしまう。「遠い異国で—・てる」
土(つち)にな・る
《「土となる」とも》土に変わる。死ぬ。「客死して異国の—・る」