たた・む【畳む】
[動マ五(四)] 1 広げてある物を折り返して重ねる。折って小さくまとめる。「布団を—・む」「ハンカチを—・む」 2 広げたものを折るようにして閉じたり、すぼめたりする。「扇を—・む」「傘を—・...
たたん‐がみ【畳ん紙】
「畳紙(たとうがみ)」に同じ。「旅の調度など取らする物から—に書きてとらする」〈後撰・離別・詞書〉
たとう【畳紙】
「たとうがみ」の略。
たとう‐がみ【畳紙/帖紙】
《「たたみがみ」の音変化》 1 折り畳んで懐中に入れ、鼻紙や詩歌の詠草などに用いる紙。懐紙(かいし)。ふところがみ。 2 厚い和紙に渋または漆を塗って折り目をつけた紙。結髪や着物を包むのに使用。
じょう‐ご【畳五】
⇒でっく(畳五)
でっ‐く【畳五/重五】
双六(すごろく)で、2個の采(さい)の目がともに五と出ること。でく。「ぼいと投ぐれば—の一」〈浄・廿四孝〉
でっ‐ち【畳一/重一】
双六(すごろく)で2個の采(さい)の目がともに一と出ること。「次に参川房すすみて、—を打ちたりけり」〈著聞集・一二〉