き【匹/疋】
[接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。「ゆきやらで雪の尾花と見つるかなひと—ふた—の駒にまかせて」〈夫木・一八〉 2 反物の布帛(ふはく)を数えるのに用いる。「幾—ともえ...
ひき【匹/疋】
[名] 1 2反続きの反物を単位として表す語。大人の着物と羽織とを対で作るときなどに用いる。 2 銭を数える単位。古くは10文、のち25文を1匹とした。 [接尾]助数詞。動物・鳥・昆虫・魚な...
ひき‐ぎぬ【疋絹】
「ひけん(疋絹)」に同じ。
ひきだ‐りゅう【疋田流】
剣道・槍(そう)術の流派の一。新陰(しんかげ)流の開祖上泉伊勢守の弟子疋田豊五郎が創始。疋田陰流。
ひき‐ぬの【疋布】
一疋(いっぴき)の布。「—を千むら、万むら織らせ」〈更級〉
ひき‐もの【疋物/匹物】
1疋を単位として売買される織物。
ひ‐けん【疋絹】
一疋(いっぴき)(二反)ずつ巻いた絹。ひきぎぬ。「被物(かづけもの)、—賜はす」〈栄花・駒競べの行幸〉
ひった【匹田/疋田】
「匹田絞り」の略。
びき【匹/疋】
[接尾]「ひき(匹)」に同じ。「三—の子猫」
ぴき【匹/疋】
[接尾]「ひき(匹)」に同じ。「一—の犬」