あっ‐こん【圧痕】
押されたり、圧力を加えられたりしたときにできる跡。
あと【跡/痕/迹/址】
《「足(あ)所(と)」の意》 1 何かが通っていったしるし。「靴の—」「船の通った—」「頰(ほお)を伝う涙の—」「犯人の—を追う」 2 (傷には多く「痕」と書く)以前に何かが行われたしるし。痕跡...
あばた【痘痕】
《(梵)arbudaの音写。皮膚の水疱(すいほう)の意》痘瘡(とうそう)が治ったあとの皮膚に残る小さなくぼみ。じゃんこ。
い‐こん【縊痕】
首をくくった人の首にできる縄のあと。
いも【痘痕】
《「いもがさ」の略》 1 痘瘡(とうそう)。天然痘。「笑ひ盛りなる緑子(みどりご)を…あらあらしき—の神に見込まれつつ」〈おらが春〉 2 痘瘡のあと。あばた。「ちっとべい—はあるがと村仲人」〈柳...
う‐こん【雨痕】
柔らかい堆積(たいせき)物の上に生じた雨滴の跡。石化して古い地層中に残るものもある。
うす‐あばた【薄痘痕】
目立たない程度のかすかなあばた。うすいも。
うす‐いも【薄痘痕】
「うすあばた」に同じ。「—のある蒼(あお)い顔を蹙(しか)めながら」〈露伴・五重塔〉
かせき‐れんこん【化石漣痕】
海底などに形成された漣痕がそのまま固結し、化石のように残されたもの。和歌山県の白浜や徳島県の宍喰(ししくい)浦の化石漣痕は、国の天然記念物に指定された。
きず‐あと【傷痕/疵跡】
1 傷のついたあと。また、傷の治ったあと。「ほおに残る—」 2 被害や損害などを受けた影響。「戦争の—」 3 心などに受けた痛手のあと。「失恋の—」