い‐がん【胃癌】
胃に発生する悪性腫瘍(しゅよう)。初期には自覚症状がないが、進行するにつれ食欲不振や胃の不快感から、しだいに吐血・下血などの症状がみられるようになる。
いでんせい‐がん【遺伝性癌】
特定の遺伝子の変異が親から子へ伝わることによって発生する癌(がん)。
かんがい‐たんかんがん【肝外胆管癌】
胆管癌のうち、肝臓外の胆管(肝管・総胆管)から発生する癌。狭義の胆管癌。
かん‐がん【肝癌】
⇒肝臓癌
かんさいぼう‐がん【肝細胞癌】
肝臓に発生する悪性腫瘍の一。肝臓の細胞が癌化する原発性の肝癌。B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎や肝硬変を経て発症することが多い。狭義の肝癌。 [補説]原発性肝癌には他に胆管細...
かんぞう‐がん【肝臓癌】
肝臓にできる癌腫(がんしゅ)。原発性のものと、他器官の癌から転移して生じるものがある。肝癌。
かんない‐たんかんがん【肝内胆管癌】
⇒胆管細胞癌
がん【癌】
1 生体にできる悪性腫瘍(しゅよう)。癌腫と肉腫の総称。なんらかの原因で臓器などの細胞が無制限に増殖するようになり、周囲の組織を侵し、他へも転移して障害をもたらし、放置すれば生命をも奪うまでに増...
がん【癌】
[音]ガン(呉)(漢) 悪性の腫瘍(しゅよう)。「癌腫(がんしゅ)/胃癌・舌癌・腸癌・乳癌・肺癌」 [補説]もと中国医学の用語で、宋のころ作られた字。
けつえき‐がん【血液癌】
血液中の細胞が癌化(がんか)した病気の総称。造血幹細胞の分化過程のどこで癌化するかによって白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などに分けられる。血液悪性腫瘍。→固形癌