や‐や
[感] 1 驚いたときや不意に気づいたときに発する語。おやおや。「—、これはたいへんだ」 2 呼びかけるときに発する語。やあやあ。やよ。「—といへど、答(いら)へもせで逃げて」〈大和・一五六〉
や‐よ
[感] 1 呼びかけるときに発する語。やあ。やい。おい。「思ふらむ心のほどや。—、いかにまだ見ぬ人の聞きか悩まむ」〈源・明石〉 2 音曲などの囃子(はやし)のかけ声。「京に京にはやる起き上(や)...
やよ‐や
[感]《感動詞「やよ」+詠嘆の助詞「や」から》呼びかけるときに発する語。おいおい。「—待て山ほととぎす言伝てむ我世の中にすみわびぬとよ」〈古今・夏〉
やら
[感]感動したり驚いたりしたときに発する語。あら。「—、わごりょは聞こえぬ事を言はします」〈虎清狂・文荷〉
やら‐やら
[感]深く感じたり、たいそう驚いたりしたときに発する語。「—珍しや、珍しや」〈虎明狂・比丘貞〉
やれ
[感] 1 困難や不安が解消したときに発する語。やれやれ。「—、助かった」 2 喜びを感じたり、意外な幸運を知ったりしたときに発する語。「—、うれしや」 3 呼びかけるとき、注意を引き起こすとき...
やれ‐やれ
[感]《「やれ」を重ねていう語》 1 困難や不安が解決したとき、大きな感動を覚えたときなどに発する語。「—、これで安心」「—、たいへんな人もいたものだ」 2 予期しない困難に出あったとき、疲労・...
やん‐や
[名・形動]ほめそやすこと。また、そのようなさま。「女房が五大力の爪弾きを聴いてるも—な沙汰ぢゃあねえ」〈滑・浮世風呂・三〉
[感]ほめそやすときに発する語。「—、—の喝采を浴びる」
ゆ
1 五十音図ヤ行の第3音。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音[j]と母音[u]とから成る音節。[ju] 2 平仮名「ゆ」は「由」の草体から。片仮名「ユ」は「由」の末2画の変形によるもの。 [...
ゆうがい‐としょ【有害図書】
青少年の健全な育成をさまたげ、情操面に悪影響を及ぼすとされる書籍・雑誌類。悪書。不健全図書。 [補説]各地方自治体の条例に基づき、過激な性描写・暴力描写のあるもの、犯罪や自殺を誘発すると考えられ...