じんこう‐こうう【人工降雨】
発達した雲の上から、氷晶核となるドライアイスの小片や沃化銀(ようかぎん)の微粒子をまき、人工的に雨を降らすこと。 [補説]水不足時のダムの増水などに活用される。また、ある特定の日を晴天にするため...
じんぴ‐しょくぶつ【靭皮植物】
茎や葉の靭皮繊維がよく発達し、糸・布・紙などの原料となる植物。アサ・アマ・チョマ・コウゾ・ミツマタなど。
じんるい‐がく【人類学】
人間の生物的側面と文化的所産とを研究する学問。生物としての人間を扱う形質人類学と、人間が築き上げてきた文化を課題とする文化人類学とに二分される。初めは前者を意味したが、19世紀半ばごろから後者が発達。
すいこ‐じだい【推古時代】
飛鳥(あすか)時代の中で、特に推古天皇の時代。聖徳太子が摂政として、冠位十二階の制定、憲法十七条の発布、国史の編纂(へんさん)などを行い、また、仏教の興隆に尽くした。法隆寺などが建立され、仏像の...
すいさん‐ちょう【水産庁】
農林水産省の外局の一。水産資源の保護および開発促進、漁業調整、水産物の生産・流通、その他水産業の発達・改善などに関する事務を行う。昭和23年(1948)農林省水産局を改組して設置。
すいじょうき‐ぼかん【水上機母艦】
水上機を搭載し、その行動基地としての役割をもつ軍艦。飛行甲板をもたず、発艦にはカタパルトを、収容には起重機を用いた。第一次大戦ごろから出現したが、航空母艦の発達とともに姿を消した。
スウェーデン【Sweden】
スカンジナビア半島東部を占める立憲王国。正称、スウェーデン王国。首都ストックホルム。1523年デンマークから独立。1814年以来戦争に加わらないで中立を守る。社会保障制度の発達した福祉国家。人口...
スウェーデン‐たいそう【スウェーデン体操】
19世紀初頭、スウェーデンのリングが、解剖学・生理学に基づき、身体各部・各機能の調和した発達を図って考案した体操。徒手体操が中心。明治末期以降、長らく日本の学校体操の根幹をなした。
すうち‐よほう【数値予報】
天気予報の方法の一。大気の運動などを方程式で表し、現在の状態を初期条件として将来の状態を知ろうというもの。高層気象観測・コンピューターの発達により実用化。→アンサンブル予報
すうり‐てつがく【数理哲学】
数学に関連する事柄を研究する哲学。19世紀末におけるカントルの集合論以後、数学基礎論の展開と関係が深く、著しい発達を遂げた。