エジプト‐ぶんめい【エジプト文明】
前5000年ごろからナイル川下流域に発達した古代文明。ナイル川の定期的な洪水により地味が肥え、豊かな農耕文化が栄えた。前3000年ごろに成立した統一国家のもとで、ピラミッドや神殿が建設され、象形...
エストニア【Estonia】
ヨーロッパ北東部の国。正称、エストニア共和国。ラトビア・リトアニアとともにバルト三国の一。首都タリン。第一次大戦後ロシアから独立。1940年ソ連邦を構成する共和国の一となり、1991年分離独立。...
エッセン【Essen】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方の中心的な工業都市であり、製鉄・機械工業が発達した。兵器生産で知られたクルップ社(現ティッセンクルップ)創業の地。2001年、市北...
えど【江戸】
現在の東京都千代田区を中心とする地域。古くは武蔵(むさし)国豊島郡の一部であったが、平安末期、秩父(ちちぶ)平氏の一族江戸氏が今の皇居の地に居館を造り、室町時代、上杉氏の将太田道灌(おおた...
えど‐きょうげん【江戸狂言】
江戸で発達した歌舞伎狂言。初世市川団十郎の創始した荒事(あらごと)や、鶴屋南北(つるやなんぼく)・河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)などによって完成された生世話物(きぜわもの)がその代表。江戸歌舞伎...
えど‐ことば【江戸言葉】
江戸中期以降、江戸で発達した言葉。在来の関東方言に各地の方言が影響を与えて、宝暦年間(1751〜1764)以降に確立したといわれる。東京語のもととなった。江戸語。江戸弁。
エメン【Emmen】
オランダ北東部、ドレンテ州の都市。ドイツ国境に近い。19世紀に泥炭採掘が行われ、第二次大戦後に各種工業が発達した。郊外に先史時代の巨石墳墓が点在する。
エルズミア‐とう【エルズミア島】
《Ellesmere Island》カナダ、ヌナブト準州北部の島。北極海諸島でバフィン島に次いで大きい。東部は山がちで険しく、西部の低地にツンドラが広がり、フィヨルドが発達。同国最北のコロンビア...
エル‐パソ【El Paso】
米国テキサス州西端の都市。リオグランデを挟んでメキシコのシウダー‐フアレスと対する。中継交易地として発達。人口、行政区52万、都市圏61万(2008)。
エルブロンク【Elbląg】
ポーランド北部、バルト海に注ぐビスワ川下流部のデルタに位置する。13世紀にドイツ騎士団によって建設され、ハンザ同盟加盟後に商都となった。プロシア領、ドイツ領を経て、第二次大戦後にポーランド領。各...