しら‐くも【白雲】
白く見える雲。はくうん。しろくも。
しらくも‐の【白雲の】
[枕]白雲の立ち、または絶える意から、「たつ」「絶ゆ」に掛かる。「—竜田(たつた)の山の滝の上の」〈万・一七四七〉 「—絶えにし妹(いも)をあぜせろと」〈万・三五一七〉
しろ‐うんも【白雲母】
雲母の一。ガラス光沢または真珠光沢があり、無色または白色透明。六角板状の結晶で、薄くはがれる。単斜晶系。ペグマタイト中のものは大形で、電気絶縁材料に利用。
はく‐うんも【白雲母】
⇒しろうんも
はく‐うん【白雲】
白色の雲。しらくも。
はくうん‐がん【白雲岩】
⇒苦灰岩(くかいがん)
はくうん‐せき【白雲石】
⇒苦灰石(くかいせき)
はくうん‐ぼく【白雲木】
エゴノキ科の落葉高木。山地に生え、葉は大きく円形で裏面が白い。5、6月ごろ、多数の白い花が総状につき、垂れて咲く。花びらは深く五つに裂けている。庭木にする。おおばぢしゃ。