しらとり‐の【白鳥の】
[枕]白い鳥である鷺(さぎ)の意から、また、白い鳥が飛ぶ意から、「鷺(さぎ)」「飛ぶ」にかかる。「—鷺坂山の松かげに」〈万・一六八七〉
しらとり‐の‐みささぎ【白鳥陵】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の墓。死んで白鳥になったという伝説から名づけられた。伊勢国能褒野(のぼの)(三重県亀山市)の陵、大和国琴弾原(ことひきのはら)(奈良県御所(ごせ)市)の陵、河内(...
はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。 《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベ...
はくちょうのうたなんかきこえない【白鳥の歌なんか聞えない】
庄司薫の小説。昭和45年(1970)「中央公論」誌に連載。翌年、単行本刊行。作者と同名の青年を主人公とする作品群「薫くんシリーズ」の一つ。
はくちょうのくび‐フラスコ【白鳥の首フラスコ】
⇒パスツールフラスコ
はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】
《原題、(ロシア)Lebedinoe ozero》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。1877年モスクワで初演。悪魔によって白鳥に変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描く。