おん‐うた【御歌】
神仏や皇族・貴人などの作る歌。→御製(ぎょせい)
か‐ふ【家扶】
1 律令制で、親王家・内親王家および臣下で一位の者の家に置かれた職員。家令(かれい)の下にあってこれを補佐した。いえのすけ。 2 もと、皇族や華族の家で、家令の下で家務・会計に携わった人。
かむ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]神として天に昇る。多く天皇や皇族が死ぬことにいう。かみあがる。かんあがる。「天の原岩戸を開き—・りあがりいましぬ」〈万・一六七〉
か‐れい【家令】
1 皇族や華族の家の事務・会計を管理し、使用人の監督に当たった人。 2 律令制で、一品(いっぽん)以下四品(しほん)までの親王・内親王家、および三位以上の公卿の家で、家務を総括した職員。けりょう。
かんぺい‐しゃ【官幣社】
古くは神祇官から、明治以降は皇室から幣帛を奉った、社格の高い神社。大社・中社・小社・別格官幣社の別があった。皇室崇敬の神社や天皇・皇族・忠臣などを祭る神社が多い。昭和21年(1946)廃止。→国幣社
がくしゅう‐いん【学習院】
明治10年(1877)皇族・華族の子弟の教育のために東京に創立された学校。第二次大戦前は、宮内省の管轄。昭和22年(1947)私立学校になり、幼稚園・小学校から大学までを擁している。江戸末期に、...
きぞくいん‐ぎいん【貴族院議員】
貴族院を構成していた議員。皇族議員・華族議員および勅任議員(多額納税者議員・帝国学士院会員議員・勅選議員)からなっていた。
きゅうちゅう‐も【宮中喪】
大喪(たいそう)のほか、皇族の死などに際し、天皇が服する喪。昭和22年(1947)廃止。
きんし‐ぎょくよう【金枝玉葉】
天皇の一門。天子の一族。皇族。
きん‐じき【禁色】
1 律令制で、位階によって衣服の色が定められ、相当する位階より上位の色の着用が禁じられたこと。また、その色。 2 天皇や皇族などの衣服の色で、臣下の着用が禁じられたもの。黄櫨染(こうろぜん)・青...