こう‐てん【皇典】
《皇国の典籍の意》日本の古典。国書。
こう‐てん【皇天】
1 天をつかさどる神。上帝。天帝。「宛(さ)ながら—殊に吾一人を択んで」〈蘆花・不如帰〉 2 天皇。皇室。「猶(なほ)—を戴く者少なく候ふ間」〈太平記・三七〉
こうてん‐こうきゅうしょ【皇典講究所】
明治15年(1882)東京に開設された皇典研究と神職養成を目的とした機関。明治23年(1890)国学院を設立。昭和21年(1946)解体後は国学院大学と神社本庁に引き継がれた。
こうてん‐こうど【皇天后土】
天を治める神と、地を支配する神。天神地祇(ちぎ)。
皇天(こうてん)親(しん)無(な)く惟(ただ)徳(とく)を是(これ)輔(たす)く
《「書経」蔡仲之命から》大いなる天は特定の者と親しくなることはなく、ただ徳を行う者を助けるだけだ。
こう‐と【皇図】
1 天子の計画。 2 天子の領土。
こう‐と【皇都】
天皇の住む都。帝都。
こう‐とう【皇統】
天皇の血筋。
こうとう‐ふ【皇統譜】
天皇および皇族の身分や系譜を登録する帳簿。大統譜と皇族譜とがある。
こう‐ど【皇土】
天皇の統治する国土。皇国。