くち‐わる【口悪】
[名・形動]悪口や皮肉をずけずけと言うこと。また、そのさまやその人。「—な男」
くん‐ろく【九六】
《「クンロク」と書くことが多い》 1 マージャンで、9600点の上がりのこと。 2 大相撲で、弱い大関を皮肉っていう語。いつでも9勝6敗くらいの成績であるということから。くんろく大関。
ぐしゃれつでん【愚者列伝】
《原題The Dunciad》英国の詩人ポープによる擬英雄詩。1728年から1743年にかけて発表。同時代の文壇人たちを皮肉った作品。
けい‐れつ【勁烈】
[名・形動]つよくはげしいこと。また、そのさま。「其皮肉がいかにも—なので」〈花袋・生〉
芸(げい)が身(み)を助(たす)けるほどの不仕合(ふしあ)わせ
生活にゆとりのあったころ道楽で身につけた芸を、生計のために役立てなければならないほど落ちぶれること。「芸は身を助ける」を皮肉にいったもの。
口舌(こうぜつ)の雄(ゆう)
弁舌にはすぐれているが実行力の伴わない人を皮肉っていう言葉。
こう‐だん【講壇】
講義・講演・説教などをする壇。 [補説]「講壇学者」「講壇哲学」のように、他の語に冠して、理論的ではあるが実際的でない意で皮肉めかして用いる。
こうだん‐しゃかいしゅぎ【講壇社会主義】
資本主義制度を変革せず、社会政策や立法によって穏健に社会改革を行おうとする理論。19世紀後半、ドイツでワグナーらが大学の講壇から微温的な社会主義的実践・理論を説いたことに対して、当時のマルクス主...
こす・る【擦る】
[動ラ五(四)] 1 物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を—・る」「あかを—・る」「電柱に車体を—・る」 2 遠回しにいやみや皮肉を言う。あてこす...
ごちそう‐さま【御馳走様】
[感] 1 ごちそうになった礼に述べるあいさつの語。 2 男女の仲のいいさま、のろけなどを見せつけられたりしたときなどに言う、皮肉を込めたりからかったりするあいさつの語。