さら‐と【皿斗】
建築で、斗(ます)の下端に付けた皿状の部分。また、それを付けた斗。
さら‐ばかり【皿秤/盤秤】
量る物をのせる部分が皿の形をしている計量器。竿秤(さおばかり)・台秤など。
さら‐ばち【皿鉢】
どんぶりや鉢のやや浅めのもの。
さら‐ボルト【皿ボルト】
頭部が皿形で上面が平らなボルト。頭部が取り付け場所の表面に出ないもの。
さら‐まなこ【皿眼】
皿のように丸く大きく見開いた目。また、そうした目で注視すること。「—になって、盗難品を検(しら)べて居る」〈漱石・吾輩は猫である〉
さら‐まわし【皿回し】
皿や茶碗などを指や棒などの先端にのせて回す曲芸。また、その芸人。
さら‐やしき【皿屋敷】
江戸時代に流布した怪異巷説(こうせつ)。主家秘蔵の皿を割ったために自殺したり惨殺されたりした女中の亡霊が、皿の枚数を悲しげに数えるというもの。浄瑠璃「播州皿屋敷」、歌舞伎狂言「新皿屋舗月雨暈(し...
さら‐リベット【皿リベット】
頭部が皿形をしたリベット。締めつけたとき、リベットの頭が部材表面に突き出ないもの。沈み鋲(びょう)。皿鋲。
べい【皿】
[音]ベイ(漢) [訓]さら [学習漢字]3年 〈ベイ〉食器の一。さら。「器皿(きべい)」 〈さら(ざら)〉「小皿・灰皿」