とうろう‐おどり【灯籠踊(り)】
盂蘭盆(うらぼん)や祭礼の際に、点灯した灯籠を頭にのせて踊る風流(ふりゅう)踊り。京都の花園踊りなど、主に、関西以西に分布。
はか‐なぎ【墓薙ぎ】
盂蘭盆(うらぼん)に墓を掃除すること。
はか‐まいり【墓参り】
[名](スル)墓に参って拝むこと。特に、盂蘭盆(うらぼん)に先祖の墓にお参りすること。墓詣で。ぼさん。《季 秋》
はすのは‐もの【蓮の葉物】
《盂蘭盆(うらぼん)に食物をハスの葉に盛って供えたところから》 1 盆の供物。「—、五月の甲(かぶと)、正月の祝ひ道具」〈浮・胸算用・一〉 2 一時の用にする品質の粗悪なもの。はすのは。「物のよ...
はす‐めし【蓮飯】
1 ハスの種子を炊き込んだ塩味の飯。また、ハスの若葉を蒸して細かく刻み、塩を加えてまぜた飯。はすのはめし。 2 もち米をハスの葉に包んで蒸し、葉の香りを移した強飯(こわめし)。盂蘭盆(うらぼん)...
八月(はちがつ)の槍(やり)
《八月には盂蘭盆(うらぼん)があるので、「盆」と「槍」から》ぼんやりしていることをいうしゃれ。七月の御槍(おやり)。
はなぞの‐おどり【花園踊(り)】
京都花園で、盂蘭盆(うらぼん)に少女らが灯籠を頭に載せ、笛・太鼓に合わせて踊った念仏踊り。江戸時代に盛んであった。
ぼに【盆】
《「ぼん」の撥音「ん」を「に」と表記したもの》 1 盂蘭盆(うらぼん)。ぼん。「十五、六日になりぬれば、—などするほどになりにけり」〈かげろふ・上〉 2 盆の供養の布施物。「御—どもは例の数候ふ...
ぼん【盆】
《「盂蘭盆(うらぼん)」の略》 1 盂蘭盆のこと。お盆。《季 秋》「御仏は淋しき—とおぼすらん/一茶」 2 盂蘭盆の供物・布施。「七月十五日に—を奉りし女」〈今昔・二四・四九〉
ぼん【盆】
[常用漢字] [音]ボン(呉) 1 口が大きく開いた浅い器。「盆景・盆栽・盆石」 2 くぼんだ形。「盆地/海盆」 3 食器などをのせて運ぶ平たい道具。「角盆・茶盆・丸盆」 4 盂蘭盆(うらぼん)...