めくら‐めっぽう【盲滅法】
[名・形動]見当をつけないで、やみくもに事をすること。また、そのさま。「—な(の)突進」
め‐しい【盲】
目の見えないこと。盲目。
め‐し・いる【盲いる】
[動ア上一][文]めし・ふ[ハ上二]視力を失う。目が見えなくなる。「お夏の—・いた目の前には」〈白鳥・牛部屋の臭ひ〉
もう【盲】
[常用漢字] [音]モウ(マウ)(漢) [訓]めくら めしい 1 目が見えないこと。目が見えない人。「盲亀・盲人・盲点・盲目/雪盲・夜盲」 2 ある感覚が欠如していること。「味盲」 3 わけがわ...
もう‐あ【盲唖】
目の見えないことと口のきけないこと。
もう‐あい【盲愛】
[名](スル)むやみにかわいがること。また、その愛情。溺愛(できあい)。
もうあんじょう【盲安杖】
江戸初期の法語集。1巻。鈴木正三著。元和5年(1619)成立。禅の立場から人の守るべき10の徳目を説き、仏教が社会倫理にそむくとする儒者の攻撃に反論する。
もう‐かん【盲官】
昔、盲人で琵琶(びわ)・管弦・鍼(はり)・按摩(あんま)などを業とした者に与えられた官名。検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)・座頭・衆分(しゅぶん)などの階級に分かれ、総検校・総録(そうろく)...
もう‐かん【盲管】
内臓器官で、一方の端が閉じている管。盲腸など。
もうかん‐しょうこうぐん【盲管症候群】
胃腸管の吻合(ふんごう)手術などで盲管ができ、そこに腸の内容物が停滞して、腹部膨満・腹痛・下痢・貧血・脂肪吸収障害などの症状を呈する病気。盲管系蹄(けいてい)症候群。