まみ【眉】
まゆ。まゆ毛。
まみ‐え【眉】
「眉毛(まゆげ)」に同じ。「細面に—の判然(はっきり)映る女である」〈漱石・それから〉
まゆ【眉】
《「まよ」の音変化》 1 目の上に弓状に生えている毛。まゆげ。「—をひく」 2 近世の烏帽子(えぼし)の前面下部の中央、とがったひだの下のやや出っぱった所。 3 牛車(ぎっしゃ)の屋形の出入口上...
まよ【眉】
「まゆ」の古形。「—のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ舟泊まり知らずも」〈万・九九八〉
み【弥/眉/美/微】
〈弥〉⇒び 〈眉〉⇒び 〈美〉⇒び 〈微〉⇒び
みかづき‐まゆ【三日月眉】
三日月形の眉。黛(まゆずみ)で三日月形に描いた眉。
もも‐まゆ【桃眉】
描(か)き眉の一。薄く眉の周囲をぼかして作る。茫眉(ぼうまゆ)。
もろ‐まゆ【諸眉】
「諸眉烏帽子(もろまゆえぼし)」の略。
やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
1 柳の枝に萌(も)え出た若芽を眉に見立てていう語。 2 《「柳眉(りゅうび)」を訓読みにした語》女性のほっそりした眉。女性の美しい眉。
りゅう‐び【柳眉】
柳の葉のように細く美しいまゆ。美人のまゆのたとえ。やなぎのまゆ。