ゆら‐の‐と【由良の門】
紀淡海峡。特に、兵庫県洲本市由良の付近をいう。[歌枕]「—を渡る舟人揖(かぢ)を絶えゆくへも知らぬ恋の道かな」〈新古今・恋一〉 京都府北部の由良川の河口。西岸は宮津市由良。[歌枕] [補説]...
ゆら‐の‐はな【由良岬】
愛媛県南西部、宇和海に突き出た由良半島先端部にある岬。黒潮によって浸食された大規模な海食崖(がい)や「海老(えび)洞」と名付けられた奥行き120メートルの海食洞がある。足摺(あしずり)宇和海国立...
ゆりほんじょう【由利本荘】
秋田県南西部にある市。子吉川が貫流し、北部平野部は稲作が盛ん。平成17年(2005)3月に本荘市と由利郡7町が合併して成立。人口8.5万(2010)。
ゆわん‐だけ【湯湾岳】
鹿児島県、奄美大島にある山。標高694メートル。亜熱帯広葉樹林が広がり、アマミノクロウサギ・ルリカケスなど貴重な動物が生息する。
ゆんた
《「結い歌」または「読み歌」からという》沖縄県八重山地方に伝承される歌謡の一群。多くは長編の叙事詩で、労働の際に男女掛け合いで歌われる。
ようかいち【八日市】
滋賀県南東部にあった市。古くから市場町として発展した。近江牛や真田紐(さなだひも)を特産。平成17年(2005)に周辺4町と合併して東近江市となった。→東近江
ようかいちば【八日市場】
千葉県北東部にあった市。九十九里平野北部の市場町として発展。平成18年(2006)1月、野栄町と合併して匝瑳(そうさ)市となった。→匝瑳
ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。
ようこうかん‐ていえん【養浩館庭園】
福井県福井市にある日本庭園。福井藩主松平家の別邸で、名園として知られる。国の名勝。福井空襲で焼失したが、平成5年(1993)に復元された。
ようこう‐じ【永光寺】
石川県羽咋(はくい)市にある曹洞宗の寺。山号は、洞谷山。鎌倉末期、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)の創建。五老峰伝灯院は、道元など曹洞宗の祖師の語録などを安置したもの。