かい‐じょう‐え【戒定慧/戒定恵】
仏語。仏道修行に必要な三つの大切な事柄。悪を止める戒と、心の平静を得る定と、真実を悟る慧。三学。「—の三学を兼備して」〈太平記・八〉
かく‐げん【格言】
人生の真実や機微を述べ、万人への戒め・教訓となるような簡潔にした言葉。金言。
かく‐た【覚他】
仏語。自ら悟った真実の法を説いて、他者を悟らせること。⇔自覚。
かけ‐ながし【掛(け)流し】
1 その場かぎりで、真実味のないこと。「その場かぎり、—の心易いはなしなれど」〈荷風・かたおもひ〉 2 品物などを、一度使っただけで捨ててしまうこと。また、そのもの。使い捨て。「紅摺り化して—の...
かた・る【語る】
[動ラ五(四)] 1 話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。「目撃者の—・るところによれば」「決意の程を—・る」 2 語り物を節をつけて朗読する。「浪曲を—・る」 3 ある事実が...
かっ‐ぱ【喝破】
[名](スル) 1 大声でしかりつけること。「『返事をしないか!』と江間君の—した時」〈独歩・第三者〉 2 誤った説を排し、真実を説き明かすこと。物事の本質を明言すること。「思うままに—す可き適...
かみ【神】
1 信仰の対象として尊崇・畏怖(いふ)されるもの。人知を超越した絶対的能力をもち、人間に禍福や賞罰を与える存在。キリスト教やイスラム教では、宇宙・万物の創造主であり、唯一にして絶対的存在。「—を...
かん‐じゅ【漢儒】
1 中国、漢代の儒者。 2 中国の儒学者。また、日本の儒学者。「書遺(かきのこ)したものなどを見れば真実正銘(しょうみょう)の—で」〈福沢・福翁自伝〉
かん‐たん【肝胆】
1 肝(きも)と胆(い)。肝臓と胆嚢(たんのう)。 2 心の奥底。真実の心。
がいぜん‐せい【蓋然性】
ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い。確からしさ。これを数量化したものが確率。「—の乏しい推測」