あだ‐ごと【徒事】
1 真心のこもらないその場かぎりのこと。たわむれごと。「はかなき—をも、まことの大事をも」〈源・帚木〉 2 無意味なこと。むだなこと。「さればとて勧むる薬剤(くすり)に、功能なくは—なり」〈読・...
いん‐ぎん【慇懃】
[名・形動] 1 真心がこもっていて、礼儀正しいこと。また、そのさま。ねんごろ。「—なあいさつ」 2 非常に親しく交わること。「—を重ねる」
おや‐こうこう【親孝行】
[名・形動](スル)親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。また、そのさまや、その人。「—したいときには親はなし」「—な少年」⇔親不孝。
かん【款】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) 1 打ち解けた心。真心。よしみ。「款待・款談/交款」 2 取り決めの条項。「条款・定款・約款」 3 まとまった金額。「借款」 4 金石にくぼませて...
気(き)は心(こころ)
額や量は少ないが、真心をこめているということ。贈り物をするときなどにいう言葉。「—ですから、少しだけ値引きします」
ぐ‐ちゅう【愚衷】
自分の真心をへりくだっていう語。「区々の—を遖(あわ)れ瞭察在(あら)せられ」〈染崎延房・近世紀聞〉
志(こころざし)は髪(かみ)の筋(すじ)
わずかな物でも真心がこもっているなら、それをくみ取れということ。
志(こころざし)は木(こ)の葉(は)に包(つつ)め
真心がこもっているなら、贈り物は木の葉に包むようなわずかなものでもよいということ。
こころ‐づくし【心尽(く)し】
1 真心を込めてすること。好意がこもっていること。「—の手料理」 2 あれこれ考えて気をもむこと。「何にかく—なることを思ひそめけむ」〈源・明石〉
心(こころ)を致(いた)・す
心を尽くす。真心を込める。「政治家として—・すべきことの第一は誠実である」