くう‐がん【空観】
仏語。一切の存在には本性がなく、実体をもたないという真理を観想する方法。
くう‐もん【空門】
仏語。 1 一切を空と考える大乗仏教の教え。転じて、仏教の総称。 2 天台宗の四門(しもん)の一。真理を知るための四つの教えのうち、空を説くもの。 3 三解脱門の一。一切は空と悟ること。
くきょう‐ほっしん【究竟法身】
仏語。真理を悟り極めた仏身。また、その境地。
く‐たい【苦諦】
仏語。四諦(したい)の一。この世界は苦しみを本質としているという真理。
ぐたいてき‐しんり【具体的真理】
時間・場所などの、ある具体的な条件のもとで真理とされる事柄。真理は一定の条件のもとに成立し、条件が変われば真理でなくなるとしたヘーゲルの考え方から出た言葉。
ぐ‐どう【求道】
1 仏語。仏の教えを求めること。求法(ぐほう)。 2 真理を求めること。きゅうどう。
けい【慧】
[人名用漢字] [音]ケイ(漢) エ(ヱ)(呉) [訓]さとい 〈ケイ〉気がきいて賢い。さとい。「慧眼・慧敏/聡慧(そうけい)・敏慧」
〈エ〉 1 さとい。「智慧(ちえ)」 2 仏教で、真理...
けい‐く【警句】
短く巧みな表現で、真理を鋭くついた言葉。アフォリズム。「—を吐く」
けい‐じ【啓示】
[名](スル) 1 よくわかるようにあらわし示すこと。「その大衆に無限の権力を—する時」〈中村訳・西国立志編〉 2 人間の力では知ることのできない宗教的真理を、神が神自身または天使など超自然的存...
けん‐きゅう【研究】
[名](スル)物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、事実や真理などを明らかにすること。また、その内容。「中世史を—する」「対策を—する」「—者」「—発表」