さなだ【真田】
1 「真田紐(さなだひも)」の略。 2 「真田織り」の略。
さなだ【真田】
姓氏の一。 [補説]「真田」姓の人物真田重蔵(さなだじゅうぞう)真田昌幸(さなだまさゆき)真田幸村(さなだゆきむら)
さなだ‐うち【真田打ち】
「真田紐(さなだひも)」に同じ。
さなだ‐おり【真田織(り)】
絹糸または綿糸で真田紐のように織ったもの。帯・紐などに用いる。
さなだ‐じゅうぞう【真田重蔵】
[1923〜1994]プロ野球選手。和歌山の生まれ。昭和18年(1943)朝日に入団。戦後、持ち球のドロップを生かして活躍。年間39勝というセリーグ記録を樹立。ノーヒット・ノーランを二度達成した。
さなだ‐じゅうゆうし【真田十勇士】
真田幸村に仕え、武勇で活躍したと伝えられる10人の勇士。猿飛佐助・霧隠才蔵・三好清海入道・三好伊三入道・由利鎌之助・筧十蔵・海野六郎・望月六郎・穴山小助・根津甚八。実伝は不明。
さなだたいへいき【真田太平記】
池波正太郎の歴史小説。戦国時代に活躍した真田昌幸ら、真田家一族を描いた作品。昭和49年(1974)から昭和57年(1982)にかけて連載。テレビドラマ化もされた。
さなだ‐ひも【真田紐】
太い木綿糸で平たく厚く織る紐。天正(1573〜1592)のころ、真田昌幸(さなだまさゆき)が刀の柄(つか)を巻くのに用いたところからの名という。真田打ち。
さなだ‐むし【真田虫/条虫】
条虫(じょうちゅう)の俗称。平たい体節部が真田紐に似る。
さなだ‐やま【真田山】
大阪市天王寺区の地名。大阪城の南にあり、大坂冬の陣に真田幸村が陣を築いた地。宰相山(さいしようやま)。