六月(ろくがつ)三十日(みそか)は年(とし)の臍(へそ)
6月30日は一年のちょうど真ん中、半季の終わりに当たるということ。
ろくじ‐だらに【六字陀羅尼】
仏語。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の6字の真言。「闇婆計陀那摩(あんばけだなま)」または「唵縛鶏淡納莫(うんばけだなま)」。
ろくせんどのあい【六〇〇〇度の愛】
鹿島田真希の長編小説。長崎を舞台に、日常から逃げ出した主婦とロシア人青年との恋愛を描く。平成17年(2005)刊行。同年、第18回三島由紀夫賞受賞。
ろく‐そく【六即】
天台宗で、究極の悟りに至る六段階。理即・名字即・観行即・相似即・分真即・究竟即。
ろく‐だい【六大】
仏語。万物の構成要素とされる、地・水・火・風・空・識の六種。真言密教ではこれを万有の本体とし、大日如来の象徴とする。六界(ろっかい)。
ろくはらみつ‐じ【六波羅蜜寺】
京都市東山区にある真言宗智山派の寺。山号は、普陀落山。西国三十三所第17番札所。応和3年(963)空也が十一面観音を祭り開創、西光寺と称した。第2世中信が六波羅蜜寺と改称。のち、真言宗になった。...
ろくもん‐せん【六文銭】
紋所の名。一文銭を3個ずつ横2列に並べた形のもの。信州上田の真田(さなだ)氏の紋として有名。六連銭。
ろく‐ろうそう【六老僧】
浄土真宗で、親鸞(しんらん)の六人の高弟。明光・明空・源海・源誓・了海・了源。
日蓮宗で、日蓮の六人の高弟。日昭・日朗・日興・日向(にこう)・日頂・日持。
ろくろく‐ばん【六六判】
写真で、画面の大きさが縦横とも6センチのもの。シックス判。
ロケット【locket】
写真などを入れて身につける小型の容器。鎖に通して首から下げることが多い。