あしゃ‐いちげい【阿遮一睨】
不動明王が左の目を閉じ、右の目でにらむ、忿怒(ふんぬ)を表す形相。転じて、威徳があって勇猛なようす。
いち‐げい【一睨】
[名](スル)ひとにらみすること。「小間使が女主人の—に会いて」〈蘆花・不如帰〉
おや‐にらみ【親睨】
スズキ科の淡水魚。全長13センチくらい。体は楕円形で側扁する。全体に褐色で、えらぶたに円紋がある。目を中心として放射状に暗赤色の条帯があり、にらみつけているように見える。西日本の河川の上・中流域...
げい【睨】
[音]ゲイ(漢) [訓]にらむ ねめる にらむ。「睨視/睥睨(へいげい)」
へい‐げい【睥睨/俾倪】
[名](スル) 1 にらみつけて勢いを示すこと。「天下を—する」 2 横目でじろりとにらみつけること。「眼は限られたる暗き壁を—し」〈透谷・楚囚之詩〉