いっ‐しゅん【一瞬】
一度またたきをするほどの、きわめてわずかな時間。刹那(せつな)。副詞的にも用いる。「—の出来事」「—目を疑った」
しゅん【瞬】
[常用漢字] [音]シュン(呉)(漢) [訓]またたく まばたきをする。また、それほどの短い時間。「瞬間・瞬時・瞬息/一瞬」
てん‐しゅん【転瞬】
またたきすること。また、またたきするほどの短い時間。「急雨盆を覆すが如く、—の間、衣裳尽く沾う」〈東海散士・佳人之奇遇〉
め‐まじ【目交じ/瞬】
「めまぜ」の音変化。「みどもが—すれど、合点せいで」〈虎清狂・泣尼〉
め‐まじろぎ【瞬】
《「めまじろき」とも》まばたき。また、目くばせ。「尊天は—一つせで威儀を崩さず」〈露伴・新浦島〉
め‐まぜ【目交ぜ/瞬】
[名](スル) 1 目で合図をすること。目くばせ。「無言で—して帰り仕度をはじめ」〈太宰・新釈諸国噺〉 2 まばたきすること。「—せはしくたちすくみ」〈浮・男色大鑑・三〉