[動サ下一][文]しら・す[サ下二]
  1. 他の人が知るようにする。言葉やその他の手段で伝える。「手紙無事を—・せる」「事件を—・せる」「虫が—・せる」

  1. 身にしみて分からせる。思い知らせる。「この恨みを—・せずにおくものか」

[用法]しらせる・[用法]つげる——「時を知らせる(告げる)鐘の音」など、知るようにする意では、相通じて用いられる。◇「知らせる」は、「電話で事故を知らせる」のように一方的な伝達で受け手の意志問題としないこともあるが、知りたいと思っている相手に伝える場合にも用いられる。「心配していた家族無事を知らせた」「近況を知らせてください」など。◇「告げる」は情報よりも意志とか命令などを相手に伝える意が強い。この場合相手は個人でも、不特定の人々でもよい。「三日以内に立ち退くように告げた」「いとまを告げる」◇類似の語に「報ずる」がある。「報ずる」は、ふつう多くの人々に、何らかの情報を伝える場合に用いる。「ニュースが首相外遊を報じた」

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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