出典:gooニュース
「出自を知る権利」も…“不妊治療ルール”定める法案提出
第三者の精子や卵子の提供で生まれた子どもの「出自を知る権利」については、これまで法律で定められていません。こうした権利を含めた、不妊治療のルールを定める法案が国会に提出されました。第三者による精子提供や卵子提供で生まれた子の「出自を知る権利」の保障を含めた不妊治療について定める法案を5日に自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の4会派が参議院に提出しました。
内密出産の子どもなどの「出自を知る権利」検討会の報告書3月に
内密出産で生まれた子どもなどの「出自を知る権利」をいかにして保障すべきか、熊本市と慈恵病院が共同で設置した検討会は、3月、報告書を公表します。 検討会は、去年12月に予定していた報告書の公表を延期し、出自情報の収集や開示の手続きなどについて議論していました。
内密出産による「出自を知る権利」の議論 報告書案まとまる 開示請求できる年齢など意見統一 熊本
内密出産などで生まれた子どもの「出自を知る権利」を巡り、専門家による検討会が報告書の案をまとめました。この検討会は2023年5月、慈恵病院と熊本市が設置しました。検討会では「こうのとりのゆりかご」、いわゆる赤ちゃんポストや、内密出産で生まれた子どもへの生い立ちの告知方法のほか、父母の氏名や出生地などの出自情報の収集、保存方法などについて議論してきました。
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